フェルミエチーズ

自社で牧場を営み、そのまま自社で加工するチーズのことをフェルミエチーズと呼び、チーズ文化の高いヨーロッパではよく見られる形態。

しかし北海道でこの形態を取っているチーズ工房は北海道でもほとんどなく、超高品質のミルク生産能力と、北海道屈指の技術を持つチーズ工房は冨田ファームだけと言えるでしょう。

冨田ファームは自社だけの生乳を使用するフェルミエチーズであり、原料の状態が分かっていれば、少し加減を変えたりなど、細かい動作で、いつも同じ品質のチーズを作ることができます。

チーズ製造の第一人者のもとで技術を磨く

冨田ファームはお父様が牧場担当、娘さんともう一人、新さっぽろ乳業で経験を積まれたご主人がチーズの製造を行っています。製造に関わるお二方は日本のチーズの第一人者と呼ばれる方の下で経験を積み、幅広い知識を持ち合わせており、ミシュランレストランのシェフからも評価が高いチーズです。

原料に勝る技術なし

冨田ファームは原料なくして、どんなに技術があっても良いものを作れない。と言うポリシーのもと運営が行われています。

あまり知られていないことですが、通常牛のミルクは季節により大きく脂肪分の変動があります。脂肪分に変動があると年間を通じて同じクオリティのチーズを製造することはできず、味にバラつきが出ます。

これを「季節の味わい」と呼ぶか、「時期でばらつきが多い」と捉えるかは、人それぞれですが、冨田ファームでは独自の方法で牧草を発酵させている特殊な飼料により、年間を通じて季節に影響されない脂肪分のミルクを生産されています。 そのため、冨田ファームのチーズはいつ食べても安定した同じ味になる仕組みになっているのです。

冨田ファームの牧場は、牧草地で「有機循環式農法」と呼ばれる革新的で化学肥料を使用しない方法を考案され、農林水産省およびムーンショット計画と呼ばれる国の重要プロジェクトからも重要視されています。

ミシュラン3星レストランからも贔屓

冨田ファームのチーズは著名料理人にも広く評価されており、中でも洞爺湖サミットも開催された、北海道のトップホテルと名高い「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート＆スパ」のミシュラン三ツ星レストランでも採用された実績があり、オーナーシェフが牧場とチーズ工房ににわざわざ訪れたほど関心が高いものでした。

Signature / チーフバイヤーより

スイスアルパインチーズを中心とした内容で、エメンタールやグリュリエール、ルブロッションを製造している国内のチーズ工房はここでしかないことでしょう。ヨーロッパでは一般的なチーズで幅広い料理に使用されています。

製造時に、水分をしっかり切ることを重視しており、余計な雑味や、嫌な風味はなく、非常にまろやかでクセがありません。このチーズは乳酸菌が生きているため時間が経つと、風味が強く、個性的な味わいになりますが、これはお好みで調整してください。お届け時にすぐお召し上がりになっても食べやすく美味しく味わうことができます。

私はチーズが好きですが、チーズが好きな方が様々な料理法で楽しめるラインナップでご用意いたしました。プレミアムを除き、スイスアルパイン料理のラクレットがお楽しみいただけ、全バリエーションで同じくスイスのチーズフォンデュがお楽しみいただけます。