うにトップブランド

小川商店・おがわの生うに

とろけるような食感と、雑味のないクリーミーで上品な味わいの小川商店のウニ。

おがわの生うにとラベルに書かれていますが、業者は「あぶたおがわ」と呼びます。虻田小川と知っていたら、その方はかなりの通か、業者でしょう。

鮨屋によく足を運ぶ通なら、ご存じの虻田小川（小川商店）の生うに。北海道洞爺湖町に本社ならびに加工場を持つ「小川商店」は言わずと知れたウニトップブランド。

*虻田とは、洞爺湖町が合併する前の虻田町 (市町村名)で、今でも小川商店のある地域は、虻田郡という地域名が存在します。

豊洲に入荷するものの中でも、セリ番号の高い（予め格付けされており、上物はなど桁数が小さい）ものをご用意させていただきます。箱は同じものですが、中身はセリ番号で大きく違います。

名門仲卸による目利き

当社の販売するウニが最高級であると断言できる理由は、価格が高いものを仕入れているだけではなく、最もウニに強い豊洲仲卸「マルツ尾清」に依頼しているからに他なりません。

そして最も目利きに定評があり、最も歴が長いベテランの靭江氏に当社は依頼しております。都内の名門と呼ばれる鮨店からも絶大な支持を受けており、ウニの良しあしが分かる「レジェンド」として、豊洲内でも定評があります。

エゾバフンウニの産地

積丹：夏季
利尻・礼文：6月～8月
北方四島：11月～5月
釧路～浜中～根室：11～1月まで

キタムラサキウニの産地

函館近郊（戸井、知内、松前など）: 冬季・春季
奥尻島：6月～8月前半
桧山地方 (江差～上ノ国～せたな): 6月中旬~8月前半
利尻・礼文島: 6月~9月前半
天売・焼尻島: 6月下旬~9月上旬
積丹・小樽: 6月上旬 ~ 8月下旬
噴火湾（豊浦・洞爺湖など）: 6月~8月

等級のご案内

虻田小川商店で色味や粒揃いが良いものを厳選して製造されたものは、特選（シールが貼っている）として出荷されており、豊洲で上物として扱われます。

虻田小川商店のセリ番号上位は基本的に特撰のため、特撰でお取り致しますが、突然、長期（2~3週間など）で特撰の入荷が全く入荷がない時がございます。そのような場合は虻田小川のセリ番号上位指定のレギュラー（豊洲入荷で最もいいクラス）をご用意致します。

但し、粒揃いがイマイチだったり、色味が悪いなどの上物がない場合は少々お待ち頂いております。

価格のご案内

ウニは入荷により価格が2倍以上に変わるなど、極端に変動の激しい商品です。豊洲市場ではウニ、車海老、鮪がセリで取引されています。この3つは産地や入荷量、注文状況などにより、大きく変動するという特性を持っています。そのため価格を随時変更させていただきます。

また、セリ値が販売金額を上回った場合は、1-2週間お待ちいただくか、別ブランド等にご変更をお願いするか、キャンセルにてご対応させていただきますことをご了承ください。

チーフバイヤーより

虻田 小川商店のキタムラサキウニは、特に夏季がおすすめです。加工場は噴火湾北部の北海道洞爺湖町にあり、積丹近郊や、檜山地方、利尻・礼文などが他の一流メーカーより産地の距離が近く得意な傾向にあります。冬場は函館近郊が旬の産地で、函館近郊には、はだてや東沢、橘（まるひろ）、村上などがありますので、地場に拠点を構える企業のウニ会社の方が函館産は強い傾向があります。（洞爺湖町～函館までは雪がない時期でも3時間程度かかります）

虻田 小川商店のエゾバフンウニは、夏季が特におすすめで、これも同じ地理的な問題です。冬季は釧路～浜中～根室～北方四島が旬の産地になるので、冬季は浜中や根室に浜中小川やマルキ平川、小川カンパニー、カネヨなど、エゾバフンウニを得意とするトップブランドが数多くあるので、そちらがおすすめです。夏季は利尻礼文や天売焼尻島、積丹など日本海側しかバフンウニが取れなくなるため、虻田小川がメジャーブランドで一番近い位置に加工場があり、浜中小川などよりおすすめです。