しんやの代名詞とも言える「帆立燻油漬」が幾多の試行錯誤の末に誕生したのが昭和36年。以来半世紀以上に渡り、オホーツクの恵みが香る一品としてご愛嬌頂いております。
燻油漬は北の自然の滋味に抱かれて育った帆立貝柱を丁寧に貝から外し、自然塩で釜炊きします。塩茹でし選りすぐられた貝柱は北海道産材のチップの炎で燻され「森の香り」で包み込まれるのです。
しんやの製品は、北の恵みに手をかけ、一つ一つ人のぬくもりを加えることで一層味わいを深めていきます。創業百年余。帆立にこだわり、帆立の魅力を活かしいつも変わらぬ思いをお届けさせていただきます。

しんやのある「常呂（ところ）町（現・北見市常呂町）」は、北海道北東部オホーツク海に面し、サロマ湖、常呂川を有する自然豊かな街です。帆立養殖発祥の地として知られ、日本有数の帆立の水揚げを誇ります。また、常呂遺跡、冬季競技の「カーリング」も広く知られ、2018年平昌オリンピック女子カーリング種目で銅メダルに輝いた「LS北見」は、常呂をホームタウンとしています。